ベルリン日本人国際学校は、ベルリン市南部にある、全日制の学校です。1993年、ドイツで4番目の日本人学校として本校が誕生しました。設立まで、数々の困難があったことは想像に難くありません。

 以来、ベルリン市内及びその周辺に在住する子どもたちの教育を担い続け、2023年には創立30周年を迎えました。明るく清潔な校舎で子どもたちの幸せのために学校を運営してまいります。

ベルリンでの教育を担う日本人学校

 ベルリン日本人国際学校は、ベルリン市に認可された学校です。また、日本の文部科学省の認可も受けており、ベルリン市及びその周辺に在住する子どもであればだれでも日本の学校と同等の教育を受けることができます。カリキュラムでは、日本の学校と同じ内容に加えて、ドイツ語、英会話の時間を設けていることも特徴です。 

 本校では、少人数で温かな雰囲気のなか、一人ひとりに応じた指導をしており、卒業生の半数以上は有名国私立高校に進学するなど、児童生徒は確かな学力を身に付けています。

ベルリンで学ぶ日本の教育

 ベルリン日本人国際学校の大きな特徴は、歴史的建造物がいたるところにあり、自然が豊かなベルリンの環境を活用した学習ができることです。例えば、ヴァンゼー湖畔にある宿泊施設や湖を活用し全校児童生徒で寝食を共にする夏季学校、持久走の成果を発表する場としてベルリンマラソンへの参加、世界最高峰の交響楽団の一つであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のゲネプロ見学会、ベルリン国立歌劇場でオペラワークショップ、クリスマスマルクト体験など、魅力ある教育活動をすすめています。

 本校で学ぶ子供たちは、ベルリンでの体験を財産とし、やがては国際社会において活躍することは間違いありません。子供たちが、「自らきたえ、ともに助け合い、励まし合う」信頼できる学校を目指す学校像として掲げ、日本の心とドイツの心を結びあい、日本の夢とドイツの夢をはぐくんでいける学校の実現に職員一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

 教職員一同、明るくすなおな子どもたちとのふれあいを大切にしながら、努力してまいります。